新団体『特定非営利活動法人水辺環境保全研究所』設立のご案内
平成15(2003)年、任意団体として活動開始した『うじいえ自然に親しむ会』は、20年を越える期間、シナダレスズメガヤをはじめとする外来植物の駆除を継続し、シルビアシジミやカワラノギクの保全に努めてきました。
その期間、会員・地域の皆様はもちろんのこと、国土交通省下館河川事務所やさくら市をはじめとする関係行政機関の方々、市内外の教育機関の方々やユースボランティアを含む子供たち、県内外の企業の方々、NPOやその他活動組織の方々など、多くの皆様に支えられ、今日まで進んでこられました。
さくら市では,このシルビアシジミの採集を禁止するだけでなく,生息環境の保全にも努力しています。
しかしながら、今日の多様な社会変化や気候変動等への対応は、これまでの「親しむ」枠組みを超え、さらに広域な地域間の対応・連携も必要となってきています。一方、本会の活動の幅は、現状でも河川環境にとどまらず、水田水域や森林、都市環境と人間の生活圏を網羅したものとなっています。そこで、日本の湿潤な自然環境を『水辺』として捉え、それらを『保全』することを目的として『
特定非営利活動法人 水辺環境保全研究所
』を設立することとしました。
皆さまのこれまでと変わりない、ご理解・ご協力をよろしくお願いしたいと思います。
特定非営利活動法人 水辺環境保全研究所 理事長 高橋 伸拓